10 円 玉 平等 院 鳳凰 堂。 3分で分かる藤原頼通の生涯!平等院鳳凰堂を建てた理由は何?

平等院のみどころ ~10円玉でおなじみ鳳凰堂~

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平等院は京都府宇治市にある寺院です。 平安時代後期に関白藤原頼通によって創建されました。 平成6年(1994年)に京都の世界遺産17スポットの一つに選ばれています。 10円玉に描かれており身近な存在ですが、ほとんどの人が色やその周りの風景、歴史などについては知らないのではないかと思います。 平安仏教の深層から平等院の歴史にスポットを当ててご紹介しますね。 平安時代初期から貴族の別荘地として栄え、9世紀末頃に左大臣源融(みなもとのとおる)の別荘となり宇多天皇に渡った後、月日を経て、摂政藤原道長の別荘「宇治殿」になりました。 万寿4年(1027年)に亡くなった後、永承7年(1052年)に子の関白藤原頼通によって寺院に改めています。 名前も平等院と変更され平等院としての歩みがはじまりました。 開山は小野道風の孫で、円城寺の長吏を務めた明尊です。 京都から宇治川を挟んだ対岸にあり、頼通の別業寺院として本堂が建立されました。 本堂は現在の鳳凰堂の北方にあり、大日如来を本尊としています。 翌天喜元年(1053年)3月4日に「西方極楽浄土のような空間を」と、鳳凰堂が建立されました。 平等院鳳凰堂の「鳳凰堂」という言葉は、江戸時代から使われるようになったもので、それまでは阿弥陀堂と呼ばれていたようです。 現在も姿を残しており、浄土式庭園の阿字池にある中島に東向きに建っています。 この鳳凰堂が10円玉に描かれているんです。 実は、10円玉だけではありません。 1万円札の裏に鳳凰が描かれているのをご存知でしょうか?この鳳凰は、平等院の屋根の上にいる鳳凰が描かれているんです。 池に映る美しい姿は極楽浄土を表したものといわれています。 この池の様子を見ながら藤原頼通は死んだ後の幸福を願っていたのではないでしょうか。 末法思想は、一方では極楽往生を願う信仰の隆盛を促したものでした。 しかし、現世においては仏法が廃れるならそれを克服するために多くの造寺・造仏をすれば救われるとの思想もあったようで、末法の世では、釈迦の入滅から2000年経つと仏の教えによる効力が亡くなり、災いが続き、世が乱れると、当時の人々は信じていたのです。 この平等院が創建した時はまさに末法がはじまった年でした。 この頃の平安時代は地球的に寒冷な時期で、疫病や天災が数多く起こったことで特に人々は仏の力に頼っていたからだと思います。 貴族たちは極楽浄土を願っており、各地で阿弥陀如来を祀る仏像が競うように建立され、自ら出家することが当然のようになっていたのです。 実は京都に寺社が多いとはいえ、平安貴族が建てたお寺で仏像、仏画、庭園灯を含めて、今もって現存するのは平等院のみです。 この平等院は仏像や壁が庭園まで残されており、貴重な存在となっています。 平等院の境内が現在のようになったのは、南北朝時代の争乱以降のことだそうです。 宇治という地が郊外にあるとはいえ、この辺りも楠木正成と足利氏の軍勢の戦いをはじめ、色々な戦いの場となり多くの建物は焼き払われたのだから、目立つ風貌の平等院鳳凰堂が残ったことは奇跡に近いといわれています。 他には観音堂や鐘楼も焼けずに残っています。 西方の極楽浄土を観想するために、現世の極楽浄土として造られたことは多くの研究者によって証明されています。 極楽浄土をイメージした大きな池を造ることで、本物の極楽に近づこうとした「浄土式庭園」と呼ばれる庭園がこの時期、平等院をはじめ多くの寺で造られました。 平安時代の本堂には密教の主尊大日如来があり、他にも不動堂、五大堂、愛染堂、多宝堂などの密教関係の堂塔が残されていたのです。 貴族たちはこの汚れた世に生きている自分たちは、地獄に落ちる運命と落胆していました。 しかし、僧の源信(げんしん)が、「往生要集」を書きました。 そこに書いてあったのは、地獄に落ちるようなものでも、浄土教の修行をすれば、西方の極楽浄土で生まれ変わることができると書いていたのです。 その修行にはひたすら念仏を唱え、極楽浄土や阿弥陀如来の姿を心に描くように進めています。 もちろん、世情に不安を持っていた貴族たちの間で、この教えは広がりました。 この浄土教をイメージしやすい様に、建物や絵、彫刻などがたくさん作られました。 病気で苦しんでいた道長も自宅の隣に無量寿院という阿弥陀堂を建て、さらに金堂などの華やかな法成寺(ほうじょじ)を建てたのです。 もちろんこれを見ていた、頼通は平等院鳳凰堂に父道長の建てた法成寺のように、極楽浄土をイメージできるような装飾を施しています。 藤原氏の頃は氏寺としての地位を築いており、栄華を極めていました。 しかし、治承4年(1180年)には源平の乱、建武3年(1336年)の宇治合戦、文明18年(1486年)の山城国一揆という3度の大きな争乱によってかなりの痛手を負い衰退していきました。 その後、明応年間になり浄土宗僧侶の栄久上人が浄土真宗を開き復興に尽力しました。 平等院は創建以来ずっと天台宗寺門派でしたが、浄土宗僧侶の栄久上人が管理するようになり、浄土・真言・天台宗が対立してしまいました。 これにより、浄土宗の浄土院と天台宗寺門派の最勝院の管理となっています。 現在の平等院は天台宗の最勝院と浄土宗である浄土院との2つの寺院が共同で管理しています。 住職は3年交代で務めていますが、特定の宗教に属さない、単立の寺院となっているようです。 また、庭園の発掘が1990年から行われており、この発掘で平安時代に造られた州浜があったことが分かりました。 とっても素敵な発見ですね。 これにより平等院創建当初の姿に復元されています。 また、鳳凰堂への入道も、小橋も創建当時の形式に復元されたようです。 このように創建当時に復元が続くと、今以上に平等院に来れば、当時にタイムトリップした気分になれそうですね。 平成26年10月1日に平等院鳳凰堂の改修工事が無事終わりました。 さらに美しくなった平等院に訪れてみてくださいね。

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10円玉でおなじみの「平等院鳳凰堂」は、こんなにも謎めいていた

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平等院(Byodoin)• 平等院鳳凰堂へのアクセス(行き方)• 平等院鳳凰堂の開館時間、拝観料金• 鳳凰堂(Phoenix Hall)• 鳳翔館(Hosyokan) についてまとめています。 平等院(Byodoin) 1052年、藤原道長の別荘を息子頼通が寺院に改めて創建しました。 翌年、阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その阿弥陀堂が現在鳳凰堂と呼ばれている建物です。 平安時代の多くの文化財が収められています。 平等院は、「 古都京都の文化財」の一つとして、 世界文化遺産に登録されています。 平等院鳳凰堂へのアクセス(行き方) 京都駅から最寄りの宇治駅まで電車( JR奈良線)で 約20分です。 宇治駅から平等院までは徒歩 約12分です。 平等院鳳凰堂の開館時間、拝観料金 庭園:8:30〜17:30(受付終了17:15) 鳳翔館(ミュージアム):9:00〜17:00(最終受付16:45) 庭園と鳳翔館の拝観料:大人600円、中高生400円、小学生300円 鳳凰堂内部拝観:9:30〜16:10(20分毎、各回定員50名)、受付時間は9:00〜で先着順で定員になり次第終了です。 鳳凰堂内部の拝観料:一人300円の志納金 受付場所は、鳳凰堂近くの庭園内の内部拝観受付にて行っています。 チケットを購入したら、開始時間5分前に鳳凰堂へ渡る橋の前に集合します。 ガイドさんと共に鳳凰堂内部へ行き、日本語での説明があります。 鳳凰堂(Phoenix Hall) 鳳凰堂は、極楽浄土の宮殿をモデルに池の中島に建てられました。 美しい宮殿のような姿が水面に映されています。 中堂、左右の翼廊、背後の尾廊から成り立っています。 本尊阿弥陀如来坐像をはじめとし、雲中供養菩薩像52躯、9通りの来迎の壁扉画などの平安時代・浄土教美術が集約されています。 1053年に収められた国宝阿弥陀如来坐像は、像高277. 2cmあり、木造と漆箔で造られているそうです。 雲中供養菩薩像も1053年に制作され、様々な楽器をや物を持っていたりする52躯が阿弥陀如来を囲んでいます。 屋根の上には、南北両端に鳳凰が1対据えられており、鳳凰堂と名付けられたそうです。 現在掲げられている鳳凰像は2代目であり、初代は錆などにより取り外されて鳳翔館に展示されています。 この鳳凰は、2004年から一万円札に描かれています。 鳳翔館(Hosyokan) 鳳翔館は、平安彫刻などの平等院に伝わる様々な宝物がコレクションされている博物館です。 梵鐘(ぼんしょう)、鳳凰一対、雲中供養菩薩像26躯、十一面観音立像などが展示されています。 鳳凰堂内部を再現した展示室やデジタル映像もみられます。 阿宇池といわれる平等院鳳凰堂を囲う庭園池も美しかったです。 住所:京都府宇治市宇治蓮華116 電話番号:0774-21-2861 ホームページ: まとめ 時折雨が降ったり天気には恵まれなかったのですが、晴れた日に行ければもっと素敵な写真が撮れると思います。 少しでも参考になれば嬉しいです。 平等院鳳凰堂観光時のランチやデザートにおすすめの「中村藤吉 本店」について ホテル予約時に便利なのは あなたにおすすめの記事.

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平等院鳳凰堂。10円、10000円上頭的鳳凰堂與鳳凰 @ 夜媽的寶貝天地 :: 痞客邦 ::

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平等院鳳凰堂とは? 1053年に藤原頼道によって建立された平等院鳳凰堂は、10円硬貨のデザインでもおなじみですよね!そんな鳳凰堂は、極楽堂殿宮殿をモデルにしたとされています。 2014年には改修工事も終えて、建立当時の美しい風合いがそのまま再現されています。 「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているということもあり、季節を問わず多くの観光客が世界中から訪れています。 平等院の付近に宇治川という川が流れているので川沿いでの紅葉を楽しむことができます。 また、近くにある興聖寺へと向かう「琴坂」の紅葉も美しく、興聖寺山門の手前を右へ向かうと「大吉山」という小高い山に行くこともでき、ここの展望所から宇治市と平等院を一望できます。 以下、基本情報です。 ・場所 京都府宇治市宇治蓮華116平等院 ・営業日 年中無休 ・営業時間 8:30~17:30 夜間特別拝観時は 18:00~20:00 中でも鳳凰堂内部の拝観時間は、 9:30~16:10(20分毎に各回50名まで。 受付開始は9:00~)となっており、別途300円かかりますが、国宝に出会える貴重な場所となりますのでおすすめです。 平等院ミュージアム鳳翔館については、 9:00~17:00(受付16:45まで)となります。 ) ・トイレ 有り(車椅子可) ・駐車場 無し(有料ですが近くに民間駐車場なら有ります) 詳しい情報は平等院(0774-21-2861)もしくはにてご確認ください。 夜間ライトアップは行っている? 紅葉シーズンの平等院では、夜間ライトアップを行っています。 色鮮やかな紅葉と鳳凰堂がLEDの明るい光に包まれ、池尾水面に阿弥陀如来坐像やモミジが浮かび、幻想的な雰囲気を堪能することができます。 こちらは週末のみの開催のため、ものすごい行列が出来ますが、それでも代えがたい一見の価値があります。 ・夜間特別拝観「瑞光照歓-錦秋のあかり-」 期間:2019年11月16日~12月1日の金土日祝 時間:18:00~20:30 拝観料:大人1000円・小学生以下無料。 日中の拝観が17:30までとなり、全員入替になります。 混雑を少しでも回避出来る オススメの時間帯は19:30~20:30の閉門までになります。 ぎりぎりまで待つと若干落ち着いて鑑賞できそうです。 平等院鳳凰堂の混雑は? 年間を通して多くの観光客が訪れる 京都は、秋の紅葉シーズンになるとより多くの人々で賑わい、京都の市街地からほど近い有名観光スポットはどこも混雑必至です。 京都市内から少し離れている平等院も、 紅葉と鳳凰堂の美しい調和を一目見ようと多くの観光客が訪れるため、やはり混雑を避けるのは難しいと言えます。 特に、夜間ライトアップを行う時間帯は開門時刻前から最後尾がなかなか見つからないほどの長蛇の列!鳳凰堂の真正面からの撮影スポットは、並んで順番を待つ必要があります。 日中の平等院もかなりの混雑ですので、できるだけ回避したいのであれば午前中のなるべく早い時間に入ることをおすすめします。 また待ち時間も長いことから、暖かい格好をして手袋・寒がりな人はホッカイロも必須です。 駅やコンビニなどでトイレも済ませておきましょう。 平等院鳳凰堂までのアクセス JR奈良線「宇治駅」から徒歩10分、京阪電車宇治線「宇治駅」からも徒歩10分と、 最寄り駅からアクセスしやすいのも魅力の一つです。 また、 平等院の周辺では多くの宇治茶の銘店が並んでいるので、どこかへ立ち寄って本場宇治の味を堪能するのもいいですね。 マイカーでお出かけする場合、平等院には専用の駐車場がないので周辺のパーキングを利用することになります。 スムーズに駐車するためには、あらかじめいくつか周辺のパーキングをチェックしておきましょう。 その他の名所と合わせて巡る際のオススメコースです。 参考にしてみてください。 ・平等院~宇治上神社コース ・平等院~嵐山コース ・平等院~下鴨神社コース ・東福寺~平等院紅葉コース 平等院鳳凰堂の周辺観光スポット 平等院が位置している宇治エリアには、他にも観光におすすめの名所が点在しています。 三室戸寺 別名・「アジサイ寺」として有名な三室戸寺ですが、秋の紅葉も見事なものです。 三室戸寺の紅葉は、西行法師によって詠まれた「暮はつる秋のかたみにしばしみん紅葉ちらす三室戸の山」と、称賛されたことでも知られています。 三重塔と鮮やかな紅葉との調和や、石庭とのコントラストが見どころです。 例年の見頃は、11月下旬 ~12月上旬とされています。 【住所】 京都府宇治市莵道滋賀谷21 【電話番号】 0774-21-2067 【拝観時間】 11月1日~3月31日 8:30~16:00 【拝観料】大人:500円、 小人:300円 【アクセス】京阪電気鉄道「三室戸駅」から徒歩15分・JR宇治駅からバスで「三室戸寺」下車徒歩すぐ 興聖寺 こうじょうじ 「琴坂」と呼ばれている石門から山門までの約200mの参道は、秋になると鮮やかな紅葉に彩られます。 緩やかな坂道の両側を彩る紅葉の風景は、まるで絵画のような美しさです。 紅葉のピークの時期になると、「紅葉のトンネル」を楽しむこともできます。 例年の紅葉の見頃は、11月下旬~12月上旬となっています。 赤や黄色に染まった紅葉が、宇治川沿いを鮮やかに彩る風景や、川の水面に映る紅葉の姿も素晴らしいものです。 「宇治川遊覧船」も出ているので、宇治川の紅葉を更に近くで堪能することができます。 【住所】京都府宇治市宇治蓮華 まとめ 藤原頼道によって建立された平等院鳳凰堂は、10円硬貨のデザインとしても有名な建築物です。 平等院が位置している宇治は、京都市よりも南にあるので京都市内の紅葉の名所よりも見ごろはやや遅めになります。 鳳凰堂を取り囲むよう紅葉した木々は、まさに「極楽浄土」のような幻想的な雰囲気です。 夜間ライトアップも行われ、二中とは違った雰囲気の様子を堪能することができます。

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